循環器疾患(心臓・血管の病気)について About cardiovascular diseases
代表的な心臓・血管の病気として、以下のような病名が挙げられます。
- 高血圧
- 心不全
- 狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患
- 不整脈
- 心臓弁膜症
- 心筋症
当院ではこれらの病気の診断と治療に力を入れて
血圧が高い
高血圧の最大の特徴は、症状がないということです。“症状がないから”と高血圧を長年放置する、すなわち高い圧力が血管の壁にかかり続けることにより、以下
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動脈が脆くなって内側が狭くなり血液の流れが悪くなる、あるいは完全に詰まってしまい血流が途絶えてしまう。 -
血液の流れが悪くなった結果、脳・心臓・腎臓などの重要臓器への血流が不足し機能が悪くなる。 -
動脈が脆くなって高い圧力に対応すること ができなくなり、徐々に血管が広がって こぶ(動脈瘤)を形成し、ついに破れて しまう。
高血圧は、日本人の死因2位の心疾患、4位の脳血管
息苦しい
心臓は、血管を介して全身に血液を送り出すポンプとして1日に約10万回
その状態が持続すると、血液が肺の血管に停滞し、ついには血液中の水分が肺に滲み出した結果、あたかも水に溺れたような状態に至り、息苦しさ
一方、ヒトは呼吸によって酸素を吸い込み、二酸化
胸が痛む
さらに、冠動脈の内側が完全に詰まり、そこから先に血液が流れなく
一方、胸が痛む病気として太い動脈が避ける大動脈
動悸・脈が乱れる
脈がまったくバラバラに打つ不整脈である “心房細動” は、 日常診療でよく見られる代表的な不整脈のひとつで、 高齢化に伴って増加しています。
さらに心房細動患者の約40%には症状がないといわれており、 適切な治療がなされぬまま放置されていることが少なくありません。
心房細動は心臓が不規則に打つため、 血液がよどみ心臓内に血栓が出来やすくなります。 血栓が血流に乗って全身の重要な臓器、 特に脳に流れ詰まってしまうと生命の危険にさらされることや運良く生存できたとしても寝たきりなど重い後遺症に悩まされることがあります。
また、 脈拍数が非常に速い頻脈性心房細動が持続すると心臓のポンプ機能が低下し、 心不全をきたすことがあります。
近年、 心房細動に対する治療法としてカテーテル・アブレーション(細い管を一時的に心臓内に挿入し、 高周波・冷凍凝固・レーザーなどで心房細動の原因を根治させる)が確立されています。
失神
その原因は、“脳全体の一過性低灌流(血流
一過性の意識消失発作として、てんかん発作も挙げられますが、姿勢を保持できるケースがある
脚がむくむ
しかし、脚がむくむ原因として、心不全・肝臓病・腎臓病・甲状腺(のどにあるホルモンを分泌する臓器)の病気・血管の病気やその他の原因が潜んで
さらに診断に苦慮するものや高度な治療を必要とするものについては大学病院や基幹病院などの連携医療
ペースメーカーチェックPacemaker check
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ペースメーカーチェックは予約が必要です。前月の診察時に予約日時を決めさせていただきます。
睡眠時無呼吸症候群Sleep apnea syndrome
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は以下の3つに分類されます。
- 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)
- 中枢性睡眠時無呼吸症候群(CSAS)
- OSASとCSASの混合型
当院では簡易型睡眠ポリグラフ検査の施行が可能
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睡眠時無呼吸症候群のための簡易型睡眠ポリグラフ検査は予約が必要です。事前のお電話をお願いいたします。