内科についてAbout internal medicine
糖尿病
また、糖尿病では、
- 腎症(腎臓の機能低下)
- 神経障害
- 網膜症(目の障害)
糖尿病の診断や治療において、1)血糖値、2) HbA1c(過去1~2か月間の平均血糖値を反映し、コントロール状況の指標となる)の測定が重要であり、これらを観察しながら治療方針を決定していきます。また、腎症合併の有無に関しては、尿中アルブミンという蛋白の測定が有用です。網膜症の合併については、定期的な眼科受診が重要です。
脂質異常症
コレステロールは、
- 細胞膜をつくる材料
- ホルモンの材料
- 胆のうから排泄される胆汁酸の材料
しかし、LDLコレステロールは、増えすぎるとコレステロールを血管の壁に放置してくる性質があります。放置されたコレステロールが貯まり続ける
一方、中性脂肪は、からだを動かすために食事として摂取した糖質・脂質・たんぱく質などから作られたエネルギーのうち、使い切れずに余った分が変化し、
脂質異常症も高血圧や糖尿病同様無症状であり、放置すると動脈硬化が進行するため、早期発見・適切な対応を必要とします。
気管支喘息・慢性閉塞性肺疾患
症状としては、呼吸時のどの奥~胸にヒューヒュー・ゼーゼーといった音(喘鳴/ぜんめい)を伴う息苦しさや咳・痰などをきたします。原因として、ハウスダストやダニ・ペットのアレルギーなどが挙げられます。
一方、慢性閉塞性肺疾患は、主に喫煙によって細い気管支~その終点である肺胞に慢性的な炎症が起こった状態です。タバコに含まれる有害物質などによってこれらの部分が繰り返し障害を受け、炎症が起こると気管支の内側が狭くなり空気の流れが悪く
喫煙はすべてのヒトのからだに有害ですが、気管支
特に慢性閉塞性肺疾患は完治を望めませんので、進行
当院では、問診や診察に加え、胸部レントゲンや呼吸機能検査(スパイログラム)などを用いてこれら
禁煙外来
- 禁煙補助薬として頻用されていたチャンピックス(飲み薬)が現在出荷停止となっております。同じ禁煙補助薬(貼り薬)であるニコチネルTTSも一時不足しておりましたが、現在は安定供給されており、処方可能です。ニコチネルTTSによる禁煙を希望される方はご相談ください。
禁煙を希望されるそれぞれの方に応じた指導に努め、禁煙補助薬を処方いたします。
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「禁煙治療のための標準手順書」に記載されているニコチン依存についてのスクリーニングテスト(TDS)の結果が5点以上のためニコチン依存症と診断された場合 -
35歳以上で、1日の喫煙本数×喫煙年数(ブリンクマン指数)が200以上の場合(35歳未満は2016年4月より本条件は不要) - 直ちに禁煙することを希望している場合
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「禁煙治療のための標準手順書」に則った禁煙治療について説明を受け、その禁煙治療を受けることを文書により同意した場合
保険診療での禁煙治療の流れ
12週間で合計5回の診察を受けていただきます。
注意点
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禁煙補助薬の保険適応は、初回受診日より12週までです(禁煙開始日ではありません)。 - 13週以降の薬剤費は自費となります。
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禁煙治療を保険適用で受けたものの失敗してしまった方は、1回目の初回受診日 より1年以上 経過後 であれば再度保険適用で禁煙治療をお受けになることができます。
- 禁煙補助薬として頻用されていたチャンピックス(飲み薬)が現在出荷停止となっております。同じ禁煙補助薬(貼り薬)であるニコチネルTTSも一時不足しておりましたが、現在は安定供給されており、処方可能です。ニコチネルTTSによる禁煙を希望される方はご相談ください。